15周年へのリベンジ宣言
- osamu N

- May 28
- 2 min read

この1ヶ月、15年前の惨敗から、釣り部での熱狂、そして看板を捨てる覚悟まで、私のこれまでを綴ってきた。
かつての私は和歌山の壁に跳ね返された。けれど今、私の背中を押してくれるのは、和歌山の海と、酒と、熱い仲間たちだ。
この15年は、リベンジの力を蓄えるための時間だった。

平和酒造さんのお酒を愛し、野菜家さいを遊び場にしてくれた23人の釣り部メンバー。
あなたたちの熱狂がなければ、私は今も「届かない」と嘆いていただけかもしれない。
釣り部に集う同志たちが、私に「日本酒×スペイン料理」という夢の続きを見せてくれた。
心からの感謝を込めて。

かつて7割がノンアルコールだった店内は、今,日本酒の香りと笑顔で満たされている。
少しずつ、でも確実に、和歌山の夜の楽しみ方が変わってきた。
私が15年前に夢見た「日本酒×スペイン料理」の風景は、妄想ではなく、現実のものとして、今ここにある。
この熱を、もっと大きくしたい。

これは、私一人の物語ではない。
店に通ってくれるあなた、SNSで言葉を拾ってくれるあなた。みんながリベンジの目撃者だ。
15年前の敗北から、ようやくここまで辿り着いた。
この逆転劇の結末を、最高の料理と酒を通して、一人でも多くの人に体感してほしい。
共に祝う準備はいいか?

7月に迎える15周年記念祭。
そこで披露するのは、私のすべてを注ぎ込んだ「ペアリングストーリー」
15年前、見向きもされなかったあの組み合わせが、どれほどの深みと感動を生むか。
和歌山を、そして私を信じてついてきてくれたあなたを、心の底から楽しませる。約束しよう。

15年は一つの通過点に過ぎない。
けれど、一度敗北を知り、這い上がった人間は強い。
幽玄の美を追い求め、食材の生命力を皿に宿し、日本酒との共鳴を奏で続ける。
野菜ソムリエを卒業し、一人の表現者として生きる決意をした私の、新しい15年がここから始まる。立ち止まる気は毛頭ない。

15年前、この街の壁を越せなかった「日本酒×スペイン料理」という理想。
今、それを本物の熱狂へと昇華させ、私は再び和歌山に提示する。
敗北を栄養に、知識を幽玄に。
7月の15周年記念祭。最高の一杯を注ぐ。その席を開けて待っている。


