連休の終わりに、優しい「火入れ」を
- osamu N

- May 4
- 1 min read

GWもいよいよ終盤。
和歌山の街も、どこか穏やかな熱を帯びているように感じます。
この数日間、多くのお客様の笑顔に触れ、 改めて「食」が持つエネルギーの大きさを実感しています。
さて、連休の疲れが少しずつ顔を出すこのタイミングで、 私がお客様に召し上がっていただきたいのは、 派手なメインディッシュではなく、一見地味な「トルティーリャ」です。
ジャガイモと卵。 どこにでもある素材を、どこにもない一皿に変えるのは、 15年繰り返してきた「火入れ」の微差に他なりません。
焦がさず、けれど香ばしく。 重すぎず、けれど満足感のある厚みを。
「野菜家」という名に恥じない、素材への誠実なアプローチ。 それは、お客様の身体を労わる「引き算」の優しさでもあります。
デザートのクレマカタラーナを割りながら、 楽しかった連休の思い出を語り合う。
そんな「日常に戻るための準備」のような時間を、 私たちの店で過ごしていただければ幸いです。
明日5日のディナーまで、全力で包丁を握ります。 (※6日はお休みをいただきます)


