top of page


突破口は「海」に。野菜家という名の本当の意味
【料理人を脱ぐ時間】 日に一度、包丁を置いて海へ出る。 300日を海で過ごすプロの釣り師としての自分 。そこには「店主」としての計算も「料理人」としてのプライドもない。 ただ、潮風に吹かれながら魚を追い、最高の状態で仕留める。 この純粋な「好き」の延長線上に、思わぬリベンジのヒントが隠れていた。 【平和酒造との出会い】 釣ったばかりの魚を、平和酒造の酒で流し込む。 和歌山の海、和歌山の水、和歌山の野菜。 それらが細胞レベルで共鳴する感覚。 理屈じゃない、ただただ「美味い」。 15年前、机の上でこねくり回していたペアリングの正解は、店の中ではなく、波止場や船上という「現場」に転がっていた。 【誕生:野菜家さい釣り部】 一人の遊びが、いつの間にか23人の熱狂に変わった。 「野菜家さい釣り部」 オーケストラの奏者から蔵人まで、職業も世代もバラバラな仲間たちが、魚と酒という共通言語で繋がる。 そこにあるのは、かつての店に足りなかった「圧倒的な楽しさ」だった。 この熱量が、店の景色を変え始める。 【ビジネスの壁を壊すもの】 どれだけマーケティングを駆使して

osamu N
May 132 min read


「遊び」が料理を研ぎ澄ませる
第5回野菜家さい釣り大会 釣り大会を終えて、改めて感じていることがあります。 私が料理に「引き算」を求めるようになったのは、実は海の上で感じる「素材の純度」を知っているからです。 昨日の大会でも、多くのメンバーが素晴らしい釣果を上げてくれました。 しかし、それ以上に素晴らしいのは、和歌山の食文化を愛し、楽しもうとする彼らのマインドです。 彼らとの交流は、私の創作意欲を常に刺激し、料理の幅を広げてくれます。 「野菜家」でありながら、海の豊かさを知る。 この両輪があるからこそ、今の「さい」があります。 大会の余韻と共に、今週も包丁を握ります。 釣り談義に花を咲かせるもよし、静かに料理と向き合うもよし。 月曜日、また新しい一週間が始まります。

osamu N
Apr 261 min read
bottom of page